平成28年度の創才セミナーおよび南北海道創才教育推進会の活動をご報告する文集を発行し、参加者の皆様に発送いたしました。
平成27年度の創才セミナーに関する文集を発行いたしました。アップロードしたリンク先を下にご案内します。
毎年発行している文集ですが、今年は第10回記念ですので、新たな趣向も取り入れた構成といたしました。バラエティを増した内容をお楽しみください。
本年度の創才セミナーの感想文集を発行いたしました。アップロードしたリンク先を下にご案内します。
創才セミナーに参加した方たちの中から、三名に感想文を寄せていただきました。
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★加藤 栞さん (北海道教育大学附属函館中学校 一年)
(※平成25年、市立柏野小・六年生で創才セミナーに参加した時の感想文です。)
私は今回が、二度目の算数セミナーの参加となりました。私はもともと算数が好きではなかったのですが、去年の授業を受けて算数が大好きになり、今では一番の得意科目になりました。今回はさらに算数での考え方をひろげたいと思い、参加しました。
特に面白かったのは、階段の登り方を使って考えた「フィボナッチ数列」です。最初は、このフィボナッチ数列を見つけることができなかったけれど、見つけられたときはとても嬉しかったです。
これだけではなくて、指で考えるかけ算なども初めは分からなかったけれど、分かったときはとてもおどろきました。
普段、教えてもらうことのできない算数のことを楽しく学べて良かったです。また来年もぜひ参加したいです。
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※以下のお二人は、平成22年まで行われた「全日本小中学生創才セミナー」に参加した方たちです。この年までは道外からも大勢の参加者を集める形で行い、広中平祐先生やピーター・フランクル先生なども講師に加わっていました。
平成23年以降は「南北海道創才セミナー」という形で開催しております。
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★渡邊 彩さん (東京大学前期教養学部理科一類 一年 遺愛高校出身)
私がとって創才セミナーは、豊かな自然に囲まれた大沼の立派なセミナーハウスで、普段関わることのない本州の同年代の子供たちと一緒にわくわくするような講義をきく1年に一回の楽しみな企画でした。数学者の広中先生やピーター・フランクル先生など当時は凄さがよくわかっていなかった素晴らしい先生の講義は私に理科や数学の楽しさを教えてくれるものでした。
講義の内容はいまではすっかり覚えておらずすごくもったいないことをしたと思いますが、当時はひたすらわかることもわからないことも先生のお話をノートにとっていました。私が参加していたときは2日間のセミナーでAlgo大会とバーベキューが行われ数学オリンピックの成績上位者とも交流することができました。同じ年とは思えない聡明さにとても驚いた覚えがあります。バーベキューの最中に蛇の抜け殻をみつけたことも今となっては良い思い出です。
今振り返ってみるとやはり創才セミナーは学校では教えてくれない学問の楽しさに触れる貴重な機会だったと思います。この企画が一年でも長く続いてもっとたくさんの子供たちに学問を楽しんでほしいです。
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★相馬 光陽さん (東京大学文学部四年 函館ラ・サール出身)
私は中学三年の夏休みにこのプログラムに参加しました。 当時、数学や理科に苦手意識があったので、 高校受験前に克服する良い機会だと思い参加したのを覚えています。
本年度の創才セミナー感想文集を発行し、セミナーや「算数オリンピックにチャレンジ!」参加者やその他の方々に配布いたしました。その内容をこちらにもご紹介いたします。
■Part1
P1~P3 副会長 山﨑文雄・石井滿による文章
平成25年度 南北海道創才教育推進会の活動
「essays_H25_Part1.pdf」をダウンロード
■Part2
P4~P6 創才セミナー 算数・数学を楽しもう! 参加者の感想文 (前半)
■Part3
P7,8 参加者の感想文 (後半)
事務局長 舩矢直子による文章
「essays_H25_Part3.pdf」をダウンロード
8月25日に行われた「算数・数学を楽しもう! 南北海道創才セミナー」についてのアンケートや感想文の中から主な声をご紹介します。
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折り紙などがとても楽しくできて算数が好きになってきました。 (小5)
算数への興味が自然とわくような内容であり、できたときの子どもの笑顔が、きてよかったと思った。 (保護者)
たのしい!! (小3)
学校でもできそうな楽しい内容でした。 (教員)
たくさん頭を使う内容が多く、向上心がわいた。来年もまた、参加してみたい。 (中2)
大人でもむずかしい問題でしたが楽しく参加できました。もう少し時間があるとよかったかなと思います。 (教員)
私はもともと数学が苦手でもあり、嫌いでもありました。しかし初めてこの企画を受けてみて、「数学って意外と楽しいんだな」と思いました。
… この機会を通して数学が得意でもあり、好きでもある科目にしたいと思いました。 (中1)
デジタル画像の中にも数学が含まれているとは知らなかったので、今後の画像の見方がかわりそうです。 (中1)
母は孫と一緒に数十年ぶり授業を体験し、三世代で算数を楽しむことができました。 (保護者)
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今回の授業で学んだことを
「聞く能力の大切さ」
「みんなと協力してやることも大事」
「楽しく勉強すること」
と三つにまとめた感想文を書いてくださった方もいました。 (小5)
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今回の創才セミナーに参加された方は、今回感じたことや学べたことをぜひ感想にまとめてみてください。今後にも学びを活かすのに役立つことでしょう。
感想文はメールかFAXで受け付けております。
メール sousaikyouiku@hotmail.co.jp
FAX 050-3737-2444
創才セミナー特別授業に参加して
函館ラ・サール中学校一年 村岡 龍岳
私が創才セミナーに参加したのは小学校6年生からで、初めて参加した時は、難しいものも多かった中、筑波大学附属小学校の細水先生の授業は小学生の私でも楽しく理解できるものでした。
ですから今回、細水先生が特別授業してくださると聞きすぐに参加したいと思い特別授業に申し込みました。
授業内容は線対称についてでした。人の名字で線対称になっているものの発見で、例えば田中、中山などは線対称になっているもので、川などは書き方によって対称になるか、ならないかなど探し出すのは楽しい発見でした。
又折り紙とハサミを使っても色々な形を予想して実際に作りましたが、最初は不思議だったことも途中で規則性がわかりおもしろかったです。
今年は、震災があり、大沼での創才セミナーが中止となりましたが、来年は是非、大沼での創才セミナー開催がある事を期待します。
来年までに、数学の勉強をがんばり、創才セミナーに参加したいと思います。
細水先生、楽しい授業をありがとうございました。
『数学の楽しさ』
函館市立高丘小学校 六年 玉利 克夫
僕はこの特別授業を初めて受けさせてもらい、学校の授業の楽しさとは違う楽しさを味わうことができました。
いくらいい勉強法でも塾に通っても楽しんでやらなくては効果が上がりません。
僕は好きな仕事をしている時は、楽しんでいるので時間を忘れるほど熱中しています。
この特別授業では、おりがみを使った勉強など、遊びながら勉強法が身についていくので、とても楽しかったです。
僕は、授業の中で、「天才や秀才は生まれつきであるが、僕は天才や秀才ではない。けれど努力ならできる!あきらめずに取り組もう。」と思いました。
僕は、算数・数学が好きでしたが、授業を受け、もっと好きになりました。
これからも算数や数学を楽しんで勉強し、努力していきたいと思っています。
実は算数ってこんなに楽しいんだ!
菅野 未世
気がつけば、算数ギライになりつつある小学二年生の息子。やればできるのになぜか計算問題を嫌がり、文章問題は見ただけで逃げ出してしまう日々。これからもっともっと難しくなるのに今からこんなに算数ギライだったらどうしようと心配していたときに、算数セミナー開催を知り、迷わず参加。最初は計算問題をやらされたらイヤだなぁと不安がっていた息子。でも、セミナー開始早々、命令ゲームが始まると途端に楽しそうな笑顔になり、続く数字ゲーム、折り紙を使っての切り絵など、いつもの算数とは違う「算数」を通して、実は算数ってこんなに楽しいんだ!ということを実感した様子。帰り道、楽しかった、もっとやりたかったと息子。親子で算数の楽しさを教えていただけました。